設立趣旨
日本はかつてない少子化・超高齢化社会を迎えて久しいと言われています。今後、高齢者率は上昇を続け、死亡者数も増加していきます。また、一人暮らしまたは夫婦のみの高齢者世帯も増加していきます。このような社会構造等の急速な変化にともない、さまざまな課題やニーズが発生していることから、経済産業省は平成23年、【安心と信頼のある「ライフエンディング・ステージ」の創出に向けて】と題した報告書をまとめました。
「終活」という言葉をよく耳にするようになりましたが、経済産業省が提示した報告書では、長い人生の円熟期にあたって、「国民ひとりびとりがよりよく生きるため」に、我が国の産業がいかに貢献していくべきなのかを、期待を込めて詳述されていました。
当協会団は、多様化するシニア世代のニーズに応え、人生の最期まで充実し、自分らしい選択が可能な社会となるよう、終活・葬儀に関わる産業の健全な発展を図るため、情報利用の安全性向上・高度化を推進することによって、社会的、経済的、文化的に豊かな国民生活の実現に貢献することを目的として、設立された団体です。